AMF: Against Malaria Foundation (AMF) は長期的に使用できる殺虫剤入りの蚊帳をマラリア発生率が高いコミュニティー(主にアフリカ)に配っています。何度もGiveWellの推奨チャリティーとして選ばれています。2017年の時点で、約4.22ドルで1枚の蚊帳を配ることができ、約3000ドルで5歳以下の子供の命を救えます。
Animal Charity Evaluatorsは動物の苦しみを軽減するための一番効果的な方法を調べています。 工場式の畜産で飼育されている動物たちは、効率だけを意識した残酷な方法で飼育されています。多くの動物が苦しみを感じている為、優先度が高い問題です。
CEA: Centre for Effective Altruism (CEA) は効果的利他主義に関するプロジェクトを管理する法人です。Giving What We Canと80,000 HoursがCEAに所属しています。CEAは他に、Global Priorities Projectの運営やEAの認知度を高めるためのプロジェクトも行っています。
Center for Applied Rationalityは4日間の「合理性」についてのワークショップを開催しています。効果的利他主義者のための割引もあります。多くの参加者は「成長できた」と報告しています。
Effective Altruism Venturesはソーシャルインパクトが高いプロジェクトを生み出すためのベンチャー投資ファンドです。
FHI: Future of Humanity Institute (FHI) はオクスフォード大学にある「存在リスク研究センター」です。主な研究分野は世界規模の大惨事のリスク、応用認識論、ヒューマン・エンハンスメントと未来技術です。
GWWC: Giving What We Can (GWWC) は極度の貧困を撲滅することを目指している国際協会です。効果が認められているチャリティーを推奨すること、その他に給料の一部を効果の高いチャリティーへ寄付することもメンバーに促進しています。
MIRI: Machine Intelligence Research Institute (MIRI) は「人間より高い知能の開発は社会に好影響を与えることを提言する」というミッションを掲げるNPOです。MIRIの主な活動は次のような質問について研究することです:「機械は自分の行動について適切に論じられるか」、「不確実性の状況で、どんな決定過程が最適なのか」、「AIが自分のミッションを達成する為に、人間と同じ価値観を持ち、いかにAI自体に学習能力を持たせるか」、「どんなAIに関する介入が一番有益なのか」
Raising for Effective GivingはEffective Altruism Foundation (EAF)のプロジェクトの一部で、ポーカー選手が賞金合計の2%を効果的なチャリティーに寄付するように奨励しています(たまに数千万円にも及びます)
Rethink Charity(旧 .impact)は、EAとのエンゲージメントを促進するためのプロジェクトを運営しています。その中で、LEAN (Local Effective Altruism Network)、EA Hub、SHIC (Students for High Impact Charity)とRC Forward (カナダでの最初の世界的問題に偏らない寄付のアドバイスを提供する団体)というプロジェクトがあります。
SCI: Schistosomiasis Control Initiative (SCI) はサハラ以南のアフリカの保健省と協力して、住血吸虫症を発症する危険性のある子供や大人に治療を施すNPOです。何度もGiveWellの推奨チャリティーとして選ばれています。
The Life You Can Save (TLYCS): TLYCSは哲学者のピーター・シンガーによって設立されたNPOです。経済的不平等や極度の貧困を撲滅する為に、効果的な寄付の周知活動をしています。
複数の団体は人類の未来や、存在リスクに注目しています。Future of Humanity Institute (FHI)、Centre for the Study of Existential Risk (CSER)、Future of Life Institute (FLI)という3つの団体は、数学、哲学、科学を使って、人類の未来に対する重要な問題を研究しています。
それ以外にも、効果的利他主義に関する記事などを書いているライターもいますので、興味があればこちらもご確認ください。